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2001年10月19日の神戸新聞の記事です。
歯の治療で充てん材として利用される水銀合金のアマルガムがアトピー性皮膚炎などの要因になっている、との調査結果を十九日、京都市の開業医島津恒敏さん(アレルギー科)らが熊本県水俣市で開催中の水銀国際会議で発表した。島津さんは「アマルガムの使用は禁止するか、使う場合でも危険性を患者に説明すべきだ」と訴えた。
島津さんは大阪市の歯科医高永和さんと共同で、一九九一~九八年、アマルガムが充てん材として使われ、アトピーなどアレルギー性皮膚炎のひどい京阪神や岡山の患者計三百人を対象に調査。歯からアマルガムを取り除き、代わりに他の金属やプラスチックを詰めて経過を観察すると(一年後には約70%の患者で皮膚炎が改善、半数以上の約58%は完全に治癒した。また同じ三百人のリンパ球について、試験管で水銀など重金属に対するアレルギー反応を調べたところ、約98%が水銀に陽性を示した。
この調査とば別に島津さんが九七年、京都市内の小学生約二百五十人を調べると、約38%がアマルガムの歯科治療を受けており、その中で皮膚炎がある率は約48%なのに対し、アマルガムが使用されなかった児童は約8%と明らかな差があった。
これらの結果からアマルガムの水銀がアレルギー性皮膚炎の発症に重要な役割を果たしていると結論。微量に溶け出す水銀が汗や血液を通じて皮膚を刺激するためとみている。アマルガム用水銀の日本での使用量は年間約一トンに上るが、スウェーデンなどでは妊婦、小児への使用が禁止されている。
島津さんは「患者は銀と思って知らないうちに水銀アマルガムの治療を受けているのが実態だ。アレルギー対策は、ステロイド治療だけに頼らず、原因の除去が先決で、国はアマルガムの使用可否について真剣に検討すべきだ」と話している。
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