虫歯治療

動画でわかる虫歯を再発させない取り組み

虫歯治療で
お悩みのあなたに!
虫歯フリー治療

虫歯のことでお困りでは
ありませんか?

むし歯のことでお困りではありませんか?

  • 治療したところが再発した
  • 神経を取られた
  • 虫歯があると思うけど、成功率が高い虫歯治療がしたい

先日もこのような患者さんが来院されました。

その患者さんは、子どものころから歯で悩まされてきたので、3か月ごとのメインテナンスに通っておられました。 ところが、治療してた歯が時々再発して再治療することがあったようです。
先日、メインテナンスに行ったときに虫歯の再発が見つかって「虫歯が深いので神経を取らないといけない」と言われたとのことでした。 そこで、当院のHPをご覧になって、「ここなら、神経を残せるかもしれない」と思い、お問い合わせして来院されました。

確かに非常に深い虫歯だったのですが、当院の虫歯治療法でなんとか神経を残せました。 しかも、当院の治療は再発の心配がないので非常に喜ばれていました。

99%以上神経を残せます! 虫歯の再発の心配はありません!

当院では、開院依頼ずっと虫歯治療の改良を重ねてきました。
その結果、今まで5000本以上の虫歯治療実績があり、99%以上神経を残すことができました(通常の虫歯治療では神経を残せる確率は80―90%ほど)。
そして、そのなかで再発したのはわずか1本だけでした。

どんな治療なのか?

治療の成功率を上げるためには虫歯菌を徹底的に殺菌する治療法も大切ですが、高い精度で治療することが大切です。

  • 治療の質 = 治療法 × 精度
    これを虫歯治療に当てはめると、次の式になります。
  • 質の高い虫歯治療 = 虫歯菌を徹底的に殺菌する治療法 × マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使った精度が高い治療

虫歯菌を徹底的に
殺菌する治療法

ドックスベストセメント

ドックスベストセメントはセメントに含まれる鉄イオンと銅イオンの強い殺菌力が特徴的な治療方法です。半永久的な抗菌作用を持つため、歯の神経の保存・虫歯の再発を防ぐことができます。
ドックスベストセメントは自由診療となり、まだまだ一般的に浸透している治療法ではありませんが、当院では良い結果が生まれているため、虫歯治療・根管治療に積極的に採用しています。

薬で殺菌する

薬を使った治療法では、症状の原因となる細菌の増殖を抑え、殺菌する作用がある抗生物質を使用することがあります。抗生物質は、体力が落ちて免疫力が低下すると、細菌の活動が盛んになることで起きる感染症に有効な薬です。その中でも、ウイルスや真菌などが原因となる感染症には、抗ウイルス薬、抗真菌薬という薬を使用します。
しかし根の病気の場合は、抗生物質を飲むことで治るということではなく、症状が緩和されているだけですので、薬の使用と共に適切な治療が必要です。
また、抗生物質はあくまでも菌を殺すことが目的ですので、症状が治まった気がしても処方された日数は必ず服用することが大切です。
薬の飲み合わせに注意が必要な場合もありますので、アレルギーや持病がある方は事前にご相談ください。

プラズマ殺菌

プラズマ殺菌での治療は、プラズマレーザーの熱により虫歯菌を殺菌することができます。
オゾンには強力な殺菌力・脱臭力・漂白力などもありますので、さまざまな治療に有効です。レーザーによる治療のため、歯と歯の間や歯周ポケットなどわずかな隙間にも行き届き、歯周病にも効果があります。また、口内炎や知覚過敏などの炎症にも有効で、新しい組織を再生させてくれます。

治療に使用する水

当院では、感染予防対策や歯周病の治療のために次亜塩素酸水を使用しております。
次亜塩素酸水は高い殺菌力で、ほぼすべての細菌やウイルスを殺菌します。
タービンやうがいに使用する水など、院内全ての配管に供給されておりますので治療している際も、口腔内を殺菌することができます。
高純度の塩と超純水だけを電気分解して生成しており、薬剤や薬品は一切使用していない為、小さなお子さまからご年配の方までどんな方にもご不安なく治療をお受け頂くことができます。

マイクロスコープ
(歯科用顕微鏡)を
使った精度が高い治療法

マイクロスコープ
(歯科用顕微鏡)とは

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)とはマイクロスコープは肉眼で見えないものを最大21倍にして観察できる技術を搭載している歯科用の顕微鏡です。
マイクロスコープは治療部位に直接強い光を当てることができますので従来の歯科用ライトよりもはっきりと病気の部位がわかるようになります。

マイクロスコープを使うメリット

マイクロスコープの精密な治療によって感染を除去し、虫歯や汚染物質、歯石の取り残しなどを細部にわたり防ぐ効果があります。マイクロスコープを使用することで口腔内の健康をより良い状態で保つことに繋がるため、再治療をなくし、ご自身の歯を長期に維持することができます。

虫歯の再発で命を縮めることがあります

虫歯菌は非常に小さいので、肉眼での治療で削るだけでは除去しきれません。
取り残してしまった虫歯菌は、徐々に増殖して増えていくので再発してしまいます。
再発すると、さらに深く進行するのでそのうち神経を取ることになってしまいます。
神経を取ると、歯が弱くなるだけではなく炎症を起こす細菌が血流やリンパの流れに乗って全身を巡ります。
そして、様々な病気(ガン、心筋梗塞、不整脈、脳梗塞、うつ病、痴呆症、リウマチ、糖尿病など)を引き起こしたり悪化させたりします。

たかが虫歯治療だと侮ってはいけません。
最初の虫歯治療で「神経を残せる、再発しない虫歯治療」をすることが大切です。

できるだけ早い治療を!

進行した虫歯は自然に治ることはありません。
時間がたてばたつほど進行していきます。
進行した虫歯は神経が感染してしまい、神経を取らないといけなくなります。
ですから、虫歯治療では「早期発見、早期治療」がとても大切になります。
明らかな虫歯がある方はもちろん、虫

歯があるかどうか分からない方も一度きちんと検査されることをお勧めします。
一度話を聞いてみたいと思われる方も、お気軽にお問い合わせください。

虫歯がどのような
病気であるかを知りましょう

このページをご覧の方は虫歯の症状があり、どこの歯科医院で治療をすべきか検討している最中かと思います。
もちろん当院でも虫歯の治療は行っていますし、できる限り早く治療を開始していただきたいとは思いますが、虫歯の理解を深めていただくことはとても重要なことだと考えています。
虫歯の知識とともに、ご自身が今どのような状態にあるか、どのような治療が発生するかなど詳細にお伝えします。

虫歯の知識

虫歯の知識

こんな症状がある場合は早めの受診を

下記のような症状が見られる場合は、お早めにご来院ください。

  • 黒い点がある
  • 茶色っぽい変色がみられる
  • 冷たいものがしみる
  • 噛むと痛みがある
  • 何もしていない状態でも痛みがある
  • 歯茎が腫れている
  • 歯の一部が白濁している
虫歯の原因

飲食に含まれる糖分を栄養として細菌がプラークを形成し、酸を出すことによってお口の中が酸性に傾き歯を溶かしていきます。これを脱灰といいます。
しかし、人間のお口の中には唾液が分泌されます。この唾液の機能である唾液緩衝能が働くことでお口の中は中性に戻されていくのですが、清涼飲料水やお菓子など糖分を多く含む飲食を続けると、酸性に傾いている時間が長くなり歯が溶かされ続けてしまいます。
これが虫歯の原因です。

なぜ虫歯は進行するのか?

磨き残しがあると虫歯の原因になると聞いたことがあると思いますが、その原因は細菌(プラーク)です。
お口の中に形成されたプラークは、飲食のたびに酸を出しますので、食生活を変えない限りは歯が溶かされ続ける状態になります。
虫歯は、エナメル質・象牙質・歯髄(歯の神経)・根管(歯の根)の順で進行していきます。

虫歯で歯を失う理由

Reason1 治療の繰り返しによって
歯を失う

虫歯を放置し続けることで歯を失うと思われがちですが、実は虫歯の再治療の繰り返しで歯を失っていくケースが非常に多くあります。
これをリピーテッド・レストレーション・サイクルと呼ばれており、治療→再発→治療の繰り返しで結果的に歯を失うサイクルのことを意味しています。
したがって、歯を失わないようにするためには、虫歯の早期発見、早期治療と同時に、再発させない予防歯科が重要であると言えます。

Reason2 不良補綴物で虫歯が再発する

虫歯では進行状況により詰め物や被せ物(これを補綴物と言います)をして、削った部分を補いますが、その補綴物が不適合であることによって、治療した部位に虫歯が再発してしまうことがあります。
これは、技術の問題と補綴物の素材の問題の双方が関連していることがあります。

Reason3 メンテナンス不足によって
虫歯が再発する

虫歯治療が完了して一安心・・・と言って、メンテナンスを怠ってしまうと虫歯は再発してしまいます。 「毎日丁寧に歯磨きをしていたのに」というのは虫歯の方がよく言う言葉の一つですが、それだけ丁寧に歯磨きをしても磨き残しは発生してしまうものです。
歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを完璧に行ったとしても、最大85% のプラークが除去されるという結果があり、どれだけ頑張っても15%はプラークが残ってしまうのです。 定期的に歯科医院でメンテナンスをすることは再発を防ぐためにとても重要であるということをご理解ください。

虫歯の進行段階と段階別の治療法

C0(初期虫歯)
C0(初期虫歯)

症状

初期虫歯では痛みを感じません。
歯が白濁している状態になるのですが、健康な歯との見分けがつきにくいのが特徴です。

治療法

この状態では再石灰化を促せば健康な状態に戻すことが可能ですので、お口のクリーニング・フッ素塗布・ブラッシング指導を行い、経過観察となります。

C1(エナメル質に限局した虫歯)
C1(エナメル質に限局した虫歯)

症状

歯の表面にあるエナメル質が溶かされます。
そうすることで、歯が黒ずんで見えることがあります。この段階では冷たいものがしみると感じますが、それ以外で痛みを感じることはありません。

治療法

う蝕検知液を使用し、虫歯に冒されている部分を可視化します。 丁寧に虫歯に冒された部分だけを削り、削った部分にコンポジットレジンを詰めて治療をします。

C2(象牙質にまで達した虫歯)
C2(象牙質にまで達した虫歯)

症状

象牙質にまで虫歯が達すると、冷たいものでしみるだけでなく、甘いもので痛みを感じたり、歯をカチカチさせても痛みを感じます。

治療法

虫歯の部分だけを丁寧に削り、インレーと呼ばれる詰め物で修復していきます。

C3(神経にまで達した虫歯)
C3(神経にまで達した虫歯)

症状

象牙質から更に進行し、神経にまで虫歯が達した状態です。温かいものがしみる・場合によっては拍動痛のような痛みがあります。
強い痛みがあったのに痛みがなくなったことで虫歯が治ったと勘違いしてしまうのですが、それは歯の神経が壊死したサインになります。虫歯の進行が止まっているわけではありません。

治療法
  • 神経が残せる場合

神経がある根管内には血管も走行しており栄養を運んでいます。つまり神経を取り除くと血管も除去されてしまって栄養が供給されなくなり、木が枯れるように歯も弱くなります。 ですから、神経を残せる場合は神経を保存する治療を行います。 その後、クラウン(被せ物)で機能修復を行います。

  • 神経が残せない場合

神経のすべてが虫歯に冒され壊死してしまった場合は、抜髄といって神経を取り除き、根管をきれいにする治療をします。
根管まで虫歯に冒された場合は感染根管治療を行います。
その後、クラウン(被せ物)で機能修復を行います。 根管治療が必要な場合はできるだけ早く行ったほうが成功率は高まります。

C4(歯の根にまで達した虫歯)
C4(歯の根にまで達した虫歯)

症状

歯の大部分が溶かされてしまいます。 神経が壊死するため痛みがなくなりますが、歯の根に膿が溜まることで他の神経を圧迫し、再度強い痛みを感じます。

治療について

歯をできる限り残せるように努力をしますが、抜歯になるケースが多いです。
抜歯をするので、ブリッジ・入れ歯・インプラントで失った歯の機能を補います

ボーンキャビティ除去法

抜歯をする際に、歯根膜や硬化性骨縁を取り除かないと、健全な骨の再生ができずに、細菌やウイルスに感染した腐骨になります。 当院では抜歯の際には歯根膜と硬化性骨縁を取り除くボーンキャビティ除去法を行っています。

当院独自の虫歯を
再発させない取り組み

オゾン殺菌

象牙細管内に虫歯の原因菌は残ってしまいますので、オゾンガスを浸透させて殺菌することにより、再発のリスクをなくします。また、象牙質の再石灰化を促すことで、更に再発リスクを下げることができます。

3MIX(抗生物質で除菌)

3MIXという名前通り3種類の抗生物質を混ぜ合わせ、虫歯菌を除菌していく方法です。それだけでなく、虫歯菌に侵されてしまった象牙質の再石灰化を促すという効果もあります。

ドックスベストセメントの塗布

半永久的に殺菌効果が持続するセメントですので、将来的に詰め物に隙間ができたとしても細菌を殺菌してくれるため再発を防ぐ効果が期待できます。 つまり、高い予防効果があると言えます。

MTAセメント

歯科用のセメントとして、世界中で使用されているMTAセメントです。
殺菌効果に優れており、歯髄の保護や根管充填など様々な治療に使用されています。

除菌水(エピオスエコシステム)で治療する

治療に使用する水にも細菌が含まれています。この水に含まれる細菌が集まりバイオフィルムを形成する原因となります。当院ではエピオスエコシステムを用いて、治療時に除菌されたお水で治療をするため、口腔外感染を未然に防ぎます。

虫歯治療で当院が
大切にしていること

虫歯治療で当院が大切にしていることアートセンター歯科・矯正歯科は目先の治療を丁寧に行うだけでなく、長期的に患者さんがご自身の歯で過ごしていただけるメンテナンスまでを見据えた治療を行っています。
また、「お互いが信頼しあって治療を進める」ということが重要だと考えているため、適切な検査や検査結果や治療計画などをわかりやすく患者さんにご説明することに努めています。
ホームドクターとして、患者様に寄り添う治療を提供いたしますので、虫歯でお困りになられている方や治療を繰り返してしまっているという方は、一度当院へご相談ください。

虫歯治療Q&A

虫歯は神経を残すことができますか?

当院の「虫歯フリー治療」では、少しでも可能性があればできるだけ神経を残す方向で行います(神経を残せる確率99%以上)。
まず、事前にレントゲン撮影し、つぎに 神経が生きてるかどうかを検査 します。
この時点である程度診断はできますが、最終的には虫歯の部分をマイクロスコープで約20倍に拡大して直接見て確認し、判断します。
すでに神経が死んでしまっている場合やもう元に戻らないほど感染、炎症が進んでしまっている場合などは早急に神経の治療をする必要があります。 そうしないと、歯全体に細菌が感染し、根の先に膿ができて病巣感染の原因となってしまい全身の病気に関わるステージへ進んでしまいます。

虫歯治療は痛くないですか?

痛くありませんのでご安心ください。
当院では「全力無痛治療」を行っており、治療中患者さんに痛みを与えることはありません。
治療において、少しでも痛みが出る可能性がある場合は必ず麻酔をします。
麻酔は無痛麻酔で痛みを与えずに行うことができます。
痛くないのは分かっているが、麻酔が怖い、歯科治療が怖いという方には、笑気ガス鎮静法や静脈内鎮静法をすることもできます。

虫歯が何本もあると思うのですが治療の回数や期間を短くすることはできますか?

当院では「短期集中治療」として5回で治療が終わるコースを設けております 。
虫歯が何本もある場合であっても、一度に複数歯の治療を行うので最大5回で治療が終わります。
仕事が忙しい方や転勤や留学などで治療期間が限られている方など、少しでも回数が少なく少しでも治療期間短いことを希望されている方に行っています。
半日あるいは、一日貸切で治療を行います。

神経は残した方がいいのですか?

はい、絶対に残せる場合は残した方がいいです。
神経を取った歯は「死歯」と言って歯としては死んでいる状態です。
死んでいますから細菌に容易に感染してしまいます。
歯が感染してしまうと感染した歯から、細菌や細菌が出す毒素が全身に回って病巣感染を引き起こしてしまいます。
そうすると、それが原因となって全身のあらゆる病気の原因になってしまいます。
神経を取った歯は枯れ木のようにもろくなり歯の寿命が短くなるのですが、体の健康を損なって寿命も短くなる可能性が高くなってしまいます。
ただしどうしても残せない場合はできるだけ早く神経の治療(根の治療、根管治療)をすることが大切です。
残せない神経(ほとんど死んでしまっている)を無理にでも残そうとする方がいらっしゃいますが 、この事は十分にご注意ください。

保険の虫歯治療とどう違うのですか?

保険治療はあくまでも応急処置的な治療です。
一般の虫歯治療の約70%は再治療です。
つまりほとんどの虫歯治療は再発をしているのです。
再発をするたびにさらに次のステージへ進んでしまって神経を取らなくてはいけなくなってしまいます。
約3回から4回の再発で神経を取ることが多いというデータもあります。
虫歯は放っておいて治るものではありません。姑息的な治療をするのではなく正則治療をし再発を起こさないことが重要なのです。
そのことがひいては全身の健康を維持していくことにもつながっていきます。
一本の虫歯から全身の病気に進んでしまうことを意識しておいてください。
ちなみに当院の「むし歯フリー治療」では再発率は0.1%以下です。

虫歯フリー治療をした後、もし痛みが出たらどうなるのですか?

痛みの種類によって治療法が変わります。
虫歯治療が終わった後、冷たいものがしみるとか噛んだら少し痛いなどの症状が残ることがあります。
そのような場合は、かみ合わせのチェックをした後、通常1週間から2週間ほどで落ち着いてくることが多いので問題ありません。
ただ、何もしなくてもズキズキ痛いとか症状が強い場合は神経がすでに壊死してきている可能性が高いです。
そのような場合は早急に根の治療をする必要があります。

虫歯フリー治療をするメリットは何ですか?

神経を残せる事と再発しないことです。そして、その結果として健康寿命が伸びます。
神経を残すことができたら歯の寿命を延ばすことにつながりますが、健康寿命を延ばすことにもなります。
そして、再発しないということは神経を残すことができるということです。
何度も再発を繰り返して何度も治療することに比べると、時間やコストの節約につながるだけでなく人生の質を向上することにも繋がります。
そうすると、この治療にかかる治療費は「費用」ではなく、「投資」に近い性質を持っていることになります。
「費用」はできるだけ少ないに越したことがないですが、「投資」においては必要な額をかけることが重要です。

かかりつけの歯科医院で神経を取らないといけないと言われました。
虫歯フリー治療で神経を残すことはできますか?

当院できちんと検査をしてみないと分かりません
かかりつけの歯科の先生が、神経を取らないといけないと判断されたということはかなり進行した虫歯です。
ただ当院の虫歯フリー治療は、一般の虫歯治療とは違うので、一般の虫歯治療で神経を取らないといけないケースでも神経を残せるケースが多々あります。
少しでも神経を残せる可能性がある場合は、できるだけ残した方がいいので是非当院へお問い合わせください 。

虫歯の治療するときにできるだけ歯を削りたくないのですがそれは可能ですか?

はい可能です。ただし知っておいて欲しいことがあります。
当院の虫歯フリー治療では様々なお薬を使うので、必要最小限の切削量で治療することができます。
またマイクロスコープを使って拡大して治療するので不必要に歯を削ることはありません。
ただ歯を削る量が少ないことと、再発しにくいことは比例しません。
例えば歯を削る量が少ない小さな詰め物であるインレーよりも歯を大きく削って全体を被せるクラウンの方が再発は少なく歯の寿命は長くなるのです。
再発することを前提とした治療では、できるだけ削る量が少ない方が何度も再治療ができるのでいいのですが、再発しない治療においては削る量のこと自体を考えるよりも、再発しないことを目的として切削量を決めます。

治療費の支払いは分割払いはできますか?

はいできます。
当院ではクレジットカードの分割払いや銀行によるデンタルローンなどで、治療費の分割払いに対応しています。
患者さんのニーズに応じて、できるだけ手数料や利息が低くなるように提案させていただいております。

医療費控除の対象になりますか?

虫歯治療の費用

クラウン(冠)
ジルコニアセラミック(前歯) 209,000円
5年保証
ジルコニアセラミック 198,000円
5年保証
インレー
ジルコニアセラミック 176,000円
レジン
表・裏 55,000円
2窩洞目 表裏 44,000円
隣接面 55,000円
2窩洞目 隣接面 55,000円

※税込み価格です。

ドックスベストセメント
とは?

ドックスベストセメントとは?ドックスベストセメントはセメントに含まれる鉄イオンと銅イオンの強い殺菌力が特徴的な治療方法です。半永久的に抗菌作用を持つため、歯の神経の保存・虫歯の再発を防ぐことができます。
当院ではこのドックスベストを用いる治療法を実践した結果、抜髄しなければならないケースが今までの1/8以下に減らすことができ、再発もほとんど起こっていません。
まだまだ歯科業界に浸透している治療法ではありませんが、当院では良い結果が生まれているため、虫歯治療・根管治療に積極的に採用しています。
※ドックスベストセメントは自由診療となります。

歯をできるだけ
削らない・神経を残す
ドックスベストセメントの
特徴

ドックスベストセメントは以下のような特徴があります。

深い虫歯でも神経を高い確率で
残せる

ドックスベストセメントに含まれる鉄イオンと銅イオンの殺菌力により、虫歯菌を持続的に殺菌できるため、神経を残せる可能性が高まります。

最小限の切削量で済む

ドックスベストセメントを用いることで必要以上に歯を削らないため、歯を最小限の切削量に抑えることができます。理由は、ドックスベストの高い殺菌力を利用するため、必要最小限の治療で済むからです。

虫歯の再発を防ぐ

半永久的に殺菌・抗菌作用が持続するため、経年劣化による詰め物の隙間ができても虫歯が再発しにくいという特徴があります。

どうして一般の
歯科医院ではできない?
ドックスベスト法が
自由診療な理由

どうして一般の歯科医院ではできない?ドックスベスト法が自由診療な理由ドッグベストセメントは、虫歯の状態の見きわめや、薬の詰め方が難しいため、特殊で高度なトレーニングや経験、テクニックが必要な治療法です。
そのため、まだすべての歯科医院で扱われている治療方法ではありません。さらに、日本の保険治療ではまだ認可されておらず、保険が効かないため自由診療となります。

ドックスベストセメントの
メリットとデメリット

メリット

  • 歯を削らずに治療できる
  • 神経を取ることを検討する状態でも、温存できる場合がある
  • 短時間での治療が可能
  • 局所麻酔の必要がない
  • 歯の寿命を長くすることができる
  • 抗生剤などの薬剤を使っていない
  • 治療が苦手な方にも負担が少ない

デメリット

  • 保険がきかず、自費診療になる
  • 自費診療なため、上に被せる補綴物も自費診療になる。
  • 神経が無い歯には適応しない。

当院が行うドックスベストを
用いた治療

ドックスベストを用いた治療の失敗例がインターネットでアップされていますが、その多くが単にドックスベストセメントを塗布しているだけのケースが圧倒的に多いです。
当院では、虫歯菌を除菌することを中心に据え、様々な治療方法を併用することで高い成功率を達成することができています。ここからは、当院が行うドックスベストを用いた治療についてご説明します。

1 マイクロスコープによる治療

1 マイクロスコープによる治療

虫歯治療にマイクロスコープは必須です。
それは10倍〜20倍まで拡大して治療することにより、必要最小限の切削で済ませることができたり、見落としを防ぐことができます。

2 う蝕検知液の活用

う蝕検知液を使用することで、虫歯菌を可視化することができます。
虫歯治療には、このう蝕検知液は虫歯を取り残しが無いようにするためには必須なもので、繰り返し使用しながら確実に治療を進めます。

3 オゾン療法・3MIX法

3 オゾン療法・3MIX法

オゾン療法は、オゾンガスによって象牙細管内の虫歯菌を除菌する治療、3MIXは3種類の抗生物質を混ぜ合わせ、除菌する方法です。
虫歯菌を除去し、再発因子を限りなく減らすために行います。

4 ラバーダム防湿

4 ラバーダム防湿

ラバーダムを用いて治療することにより、感染源となる唾液に含まれる細菌を防ぐことができます。これにより治療の成功率は格段に高くなります。
イメージとしては、お口の中に手術室があると考えてみたいただければ想像しやすいかと思います。それだけ細菌に侵されない環境を作ることが必要であると理解していただきたいと思います。

5 3MIX-MP法による除菌治療

5 3MIX-MP法による除菌治療

3MIX-MP法は抗菌剤による除菌治療なのですが、何よりも病巣を無菌化することができるため、象牙細管などの目に見えない部分まで除菌することができます。
ドックスベストセメントと併用することにより、神経を残せる可能性が格段に高くなります。

6 除菌水の使用

6 除菌水の使用

歯科医院のお水はキレイと思っている方が多いですが、意外とそうではありません。
当院はエピオスエコシステムを用いることで、治療用の水を除菌水で行うことができますので、細菌感染を防ぐことができます。
ドックスベスト法を含め一般的な神経を残す治療法で、術後に痛みが出るなどで神経をとらざるを得なくなるケースは約10%-15%といわれています。治療後に神経を取ることになるケースは、当院では1%以下に抑えることができています。

ドックスベストセメントの適応範囲

ドックスベスト法の効果が特に大きいのは神経近くまで進行した深い虫歯です。
しかし、比較的浅い虫歯であっても予防効果が高く、虫歯の再発がほとんどないドックスベスト法は非常に有効です。

ドックスベストセメントの
症例

40代女性の虫歯治療

術前・術中

術前・術中歯に亀裂が入って、そこから虫歯菌が侵入して短期間で深い虫歯になっていました。
古い詰め物が入っている歯や、食いしばりがある方によくできる虫歯です。

術後

術後

術後

神経に近いところまで進行していたので、感染した象牙質や神経を除菌してからジルコニアインレーをセットしました。
それ以降は症状が全く治まっています。
ドックスベストセメントが入っているので、ジルコニアインレーの中での虫歯が再発する心配はありません。

症例の詳細
年齢・性別 48歳 女性
主訴 左上の歯がしみる
診断名 左上第二小臼歯う蝕症
行った治療 虫歯治療・ドックスベスト法・ジルコニアインレー
治療に関するリスク セットしたジルコニアインレーが脱離する場合がある
治療期間 約2週間
治療にかかった費用 176,000円(税込)

80代男性の虫歯治療

術前

術前

術前

歯の根の部分が露出しており、軽度の虫歯になってしみる症状が出ていました。

術中

術中

術中

術中

術中

虫歯の部分を除去した後、オゾンガスで感染した象牙質の部分を除菌します。その後、ドックスベストセメントを塗布してコンポジットレジンを充填します。

術後

術後

術後

術後

詰め物に段差があると、そこに汚れがたまって虫歯の原因になります。染色液で染めてレジン充填の周囲に段差がないことを確認します。
当院で治療していない、隣接の古いレジン充填の部分には周囲が赤く染まっていて段差があるのが分かります。

症例の詳細
年齢・性別 80歳 男性
主訴 右下の前歯がしみる
診断名 右下犬歯、側切歯 初期う蝕症
行った治療 ドックスベスト法コンポジットレジン充填
治療に関するリスク レジン充填が脱離することがある
治療期間 1日
治療にかかった費用 55,000円 / 1本(税込)

ドックスベストセメントを
ご検討の方へ

ドックスベストセメントをご検討の方へ当院では開院してからずっとドックスベスト法で虫歯の治療をしてきました。 ドックスベスト法を採用することで、神経をとるケースがほとんどなくなり、虫歯が再発することもなくなりました。 この治療法は、今まで皆さんの悩みの種であった何度も虫歯治療をすることでどんどん悪くなっていく「負の連鎖」を断ち切れる大変優れた治療法です。
しかし、ただ単にドックスベストセメントを使用するだけではこの治療法の効果を最大限に引き出すことはできません。 新神戸アート歯科・矯正歯科では開院以来今日まで、この治療法のバージョンアップを繰り返してきました。
そして、治療の各段階においてあらゆる改善を積み重ねて今に至っております。 その結果、当院ではほとんど神経を残すことができ再発しない虫歯治療ができるようになっています 新神戸アート歯科・矯正歯科の治療方針の一つに「治療内容は最高の質のものに限ります」という項目があります。当院で行っているドックスベスト法は、まさにこの項目に当てはまります。
その他の治療方針に「完全な検査を行います」という項目があります。
虫歯になる原因を調べてそれを解消しないと根本的な解決にはなりません。 雑草を除去するのに、土の中に生えている根から除去せずに地表に出た葉の部分だけ刈り取ってもすぐに歯が出てきて大きくなってきます。
そのように虫歯の原因となっている根の部分を、詳しい検査で突き止めて根を除去することが重要です。当院では、まずお口全体の詳しい検査をして原因を調べて、その原因を除去してから虫歯の治療を行っています。

MTAセメントとは?

MTAセメントとは?歯科用のセメントとして、世界中で使用されているMTAセメントです。
殺菌効果に優れており、歯髄の保護や根管充填など様々な治療に使用されています。
歯髄保存治療や根管治療において、マイクロスコープ・ラバーダム・ニッケルチタンファイルという治療器具に加え、MTAセメントを用いることが世界のスタンダードであると言えます。当院でも根管治療を行う際はMTAセメントを用いた歯髄の保護、根管充填を行っています。また、ドックスベストセメント法と併用した充填方法も行っています。

MTAセメントの特徴

MTAセメントは以下のような特徴があります。

高い殺菌効果がある

MTAを使用する目的の1つとして挙げられるのは、高い殺菌効果です。
虫歯の原因である細菌を殺菌する効果が持続的に発生することがMTAをセメントが世界中で利用される大きな理由の1つであると言えるでしょう。

親水性が高い、密封性が高い

親水性(=水と結びつきやすい)が高いため、治療部位に少し水分があったとしても、しっかりと固まるセメントであるといえます。
ラバーダム防湿をしたとしても、完全に水分の侵入を防ぐことはできません(治療に使用する水があるため)ので、MTAセメントを使用は歯髄や根管治療には必須であると言えます。
また、セメントは固まるときに収縮してしまうのですが、MTAは固まりながら膨らむため、密封性が高くなる特性を持っています。

生体親和性が高い

生体親和性(=身体に悪影響を与えずに、材料の機能と耐久性を保持できる材料のこと)が高いこともMTAセメントの特長です。
根管治療、パーフォレーションリペア(歯の根っこの穴を塞ぐ治療)、歯根端切除術(歯の根っこの下から処置をする外科的な根管治療のこと)で特に強いパフォーマンスを発揮します。

どのような治療にMTAセメントが
有効なのか?

1.生活歯髄保存療法

歯の神経を残す際に、MTAセメントはとても有効です。
殺菌性が高い特長を活かし、虫歯の除去した後に神経を保護することで細菌を不活性化させることができます。
神経を保存する際には、積極的にMTA使用します。他にも神経の保護にはドックスベストセメント法があります。

 2.抜髄治療・根管治療

虫歯よって壊死した歯の神経を取り除く治療である抜髄治療と、歯の根っこの治療後に、感染させないために行う根管充填においてMTAセメントは活躍します。
水分があっても固まり、持続的な殺菌力によって保存した歯を保護していきます。

3.歯根端切除術
(外科的な根管治療)

歯根端切除術は通常の根管治療で治癒しない場合や上からのアプローチが難しい場合に、歯茎を切開して、下からアプローチをして治療を行う外科的歯内療法(外科的根管治療)です。
歯根端切除術を行う場合は、MTAセメントも下から充填します。これによりMTAセメントの効果を享受できるようになります。

4.パーフォレーションリペア

パーフォレーションリペアは、歯の根っこの壁(=歯質)に空いている穴を塞ぐ処置のことを言います。
穴が開く理由は、根管治療時に器具で穴を開けてしまった、虫歯が重度になって穴があいてしまったなど、いくつか考えられることがありますが、このMTAによって穴を修復することができます。

5.MTAを使用した症例について

当院が実際にMTAを使用した症例を根管治療のページで紹介をしています。
二次虫歯や根管治療のやり治し(再根管治療)に対して、MTAセメントを用いて歯の保存に成功したケースをご紹介しています。是非ご覧ください。

MTAセメントをご検討の方へ

MTAセメントをご検討の方へMTAセメントで治療を行いたい方は、当院にご相談ください。
歯の神経の保存、歯の保存を目指し、マイクロスコープやラバーダム防湿、除菌水を用いての治療など細菌による感染を防ぎながら、質の高い治療を行います。
治療後にはメンテナンスを通して、治療した歯が長く維持できるように最大限サポートさせていただきますので、お気兼ねなくご相談いただければと思います。

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