口腔除菌法

口腔除菌療法とは?

口腔除菌療法とは?口腔除菌療法とは聞き馴染みのない言葉だと思いますが、代表的な虫歯や歯周病はそれぞれの原因となる細菌によって引き起こされる口腔感染症です。
起こっている病気に対してアプローチすることは対症療法的で、根本的な解決にはなりません。問題の根源である口腔感染症に対してアプローチしなければ、本質的な改善になるとは言えません。
当院では細菌によって引き起こされる口腔感染症を根本から治療するために、口腔除菌療法を行っています。

口腔感染症が全身疾患に関わる

口腔感染症が全身疾患に関わる口腔感染症が原因で全身疾患への関与が示唆されるということは、歯周病と全身疾患の関係性がニュースになったことで知られた方も多いとは思います。
お口だけの病気に留まらず、全身の健康を破壊してしまう可能性のある口腔感染症は、誰にでもリスクがあります。
だからこそ、口腔内の細菌の除去やコントロールを行い、口腔感染症に繋がらないための治療を行う必要があるのです。
私達は、オーラルヘルス(お口の健康)の重要性を理解し、患者様へ伝え続け、口腔除菌療法と歯科治療、予防歯科を徹底して行うことが、患者様の健康を維持することに繋がると確信しています。

予防の観点でも
口腔除菌療法を有効活用

予防の観点でも口腔除菌療法を有効活用します口腔疾患は細菌によって引き起こされる感染症であることは冒頭でお伝えしましたが、「起こってから対処する」のではなく「予防的に口腔除菌療法を使う」という観点も持ち合わせています。
虫歯や歯周病というお口の2大疾患の予防をしていくために、リスクの高い方は定期的に口腔除菌療法を行うことを当院では推奨しています。
ご自身の歯は一度失えば二度と生えてくることはありません。
したがって、歯を守ることが何よりも大切であり、治療を繰り返すことのほうが経済的な負担は大きくなります。
「予防で歯を守る」ことを大切にすることで、あなたの人生が必ず豊かなものになっていきます。

当院が行う口腔除菌療法

3DS除菌療法

3DS除菌療法は、虫歯菌や歯周病菌を徹底して除菌することに役立ちます。 マウスピースを作成し、そのマウスピースに薬剤を入れて装着することで除菌していきます。約2ヶ月の間に抗生剤の服用や2週間おきに歯周ポケット内の洗浄及び歯面のクリーニングを行った後、歯科医院専用の薬剤を使用して3DSを行います。
その間、ご自宅でも3DSを行っていただくことで、効果が高くなります。

オゾン療法

オゾン療法は、オゾンガスを通して歯の表面・歯の溝・詰め物の境目にいる細菌を除菌していきます。マウスピースにオゾンガスを通します。
虫歯治療や根管治療に活用することで、象牙細管内の細菌も除菌できますので、目に見えない再発リスクを下げることにも役立ちます。

短期集中歯周治療

歯周病の方や歯周ポケットが深い方、再発を繰り返してしまう方には短期集中歯周治療を行います。
歯周治療は期間が空くと治療していない部位から治療した部位に細菌が感染してしまい、悪いサイクルに入ってしまうため、抗生物質の服用と徹底したクリーニングで一度に全ての歯の細菌の除菌を行います。
その後、歯周ポケット内を2回ほど洗浄してから細菌の検査をすると、違いを大きく感じていただくことができます。

ボーンキャビティ除去法
(腐骨除去法・無菌化抜歯)

根の先に膿が溜まったり、重度の歯周病で抜歯が余儀なくされた場合、歯根膜や硬化性骨縁の部分を除去せずに抜歯をすると、健全な骨の再生が促されず、細菌に感染した腐骨になってしまいます。
細菌に起こされる環境を作らないという意味で、ボーンキャビティ除去法は重要な処置になります。

他にもこのような除菌療法が
あります

虫歯のリスクが高い方
  • POICウォーター
  • プロバイオティクスタブレット(バイオガイア社)
歯周病リスクが高い方
  • 抗生物質(ジスロマック)
  • プロペリ(除菌水)
  • POICウォーター
  • プロバイオティクスタブレット(バイオガイア社)

口腔疾患最大の原因である
細菌にアプローチ

口腔疾患最大の原因である細菌にアプローチする口腔疾患の入り口は細菌による感染症です。 この細菌をコントロールすることができれば、治療の予後ならびに再発予防の観点においても非常に有効であると言えます。
当院は目先の治療にとらわれず、患者様の大切な歯を守るために口腔除菌療法を用いて細菌をコントロールし、お口から全身の健康に寄与していきたいと思っています。

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