再石灰化療法

そもそも虫歯はどうやって
できるのか?

そもそも虫歯はどうやってできるのか?飲食を行ったあと2〜3分すると、虫歯菌(ミュータンスレンサ球菌・ラクトバチラス菌)が飲食したものを消化し、副産物として酸を作り出します。
この酸が脱灰と言って歯のミネラルを溶かしていき、進行していくと次第に歯に穴があいてきます。これが虫歯ができる仕組みとなります。

歯の再石灰化とは?

歯の再石灰化とは?唾液には、唾液緩衝能といってカルシウムやリンのようなミネラル成分があり、そのミネラル成分が脱灰した部分を修復してくれます。
これを再石灰化と言います。
このように歯というのは、脱灰と再石灰化を常に繰り返しています。
虫歯のできる仕組みと再石灰化の仕組みがわかるとどうして虫歯になるかがわかります。

脱灰の時間が長いと虫歯になる

脱灰の時間が長いと虫歯になるこれまで虫歯ができる仕組みや歯の再石灰化についてお伝えしてきましたが、纏めると、飲食した後に脱灰している時間が長いと虫歯になるということです。
磨き残しがあったり、だらだら食事をしたり、糖の多い飲み物を常飲していると脱灰の時間が長くなり、虫歯が進行していきます。
したがって、再石灰化の力を上げることが虫歯から歯を守ることに繋がります。
日々のブラッシング、食生活とともに再石灰化療法が虫歯の進行を食い止め、予防にも役に立つというわけです。

再石灰化療法とは?

「進行を食い止めて、無用な治療をしない」というのが再石灰化療法の一番の目的です。
初期の虫歯であれば、削って詰めるという治療を行わずに、プロフェッショナルクリーニングとフッ素を用いて再石灰化を促すことによって、虫歯の進行を止めることができます。
軽度の虫歯だけでなく、健康な歯に行うことで高い虫歯予防の効果が得られます。大切な歯に無用な治療をしないこと、健康な歯を守ること。そのために再石灰化療法があるということを知っていただきたいと思います。

当院が行う再石灰化療法

イオン導入法

フッ素を電気分解して歯に浸透させることで、約60%多くフッ素を取り込むことができ、酸に溶かされにくい歯に強化していきます。

1回 6,600円

※年2回
※回数は虫歯のリスクによります

積極的再石灰化治療

初期の虫歯であれば、削ることなくバイオパウダーを使用することで、虫歯菌に感染した歯質を取り除くことができます。
このパウダーはホスホケイ酸から作られ、唾液や水と混合させるとハイドロキシカーボネートアパタイト結晶になり、歯質を強力に再石灰化させます。
虫歯検査の結果、数値の高い方やより確実な再石灰化をご希望の方、虫歯リスクが高い方に適した治療法です。

1歯 44,000円

※税込み価格です。

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