「これはすごい!除菌できている!」
一緒に顕微鏡のモニターを見ていた私と衛生士は、思わず異口同音に言っていました。
先日、初診で来院された患者さんのプラークを顕微鏡で見たら、かなり多くの歯周病菌がいました。
普段、ブラッシング時に出血するし、ご自分の口臭が気になるとのこと。
お口全体の歯肉も真っ赤に腫れていて、歯も動揺していました。
プラークを採取して顕微鏡で見てみると、やはり大量の歯周病菌が認められました。
そこで、サンプルでいただいていたポイックウォーターを1滴垂らして再度顕微鏡で見てみると なんと歯周病菌がいなくなっていたのです!
ただし、ポイックウォーターは人体に害があるような消毒薬ではありません。 もし飲んでも胃の中で水になるので非常に安全な除菌水なのです。
この水のサンプルをくれた先生は「無毒で毒を制する」とおっしゃっていました。
以前、その先生の医院に見学に行ったとき、ほぼすべての患者さんがポイックウォーターを使っており、メインテナンスや治療を終わって会計をするときに購入して帰っておられました。 そのおかげで、そこの医院のメインテナンス、予防の成功率は格段に上がったということでした。
患者さんにとってこんなに素晴らしいことはありません。
「いやー、すごい洗口液だな」と思わずつぶやいていました。
そして、サンプルをいただいて帰って早速顕微鏡検査で使った結果が冒頭に書いていた通りです。
「アートセンター歯科にすぐにこのcポイックウォーターを導入しよう!」 当然のことです。
この素晴らしい洗口液、ポイック(POIC)ウォーターとはどんな液なのでしょうか?
詳細は、近日中にアートセンター歯科のホームページに載せますが、簡単にご説明します。
これは別名「タンパク分解型除菌水」といいます。 最初はタンパク分解をしプラーク(歯垢)を除去します。
そのあと、除菌していきます。 つまり、最初、口に含んでブクブクうがいするときにプラーク(歯垢)を分解して除去していきます(なんと約70-80%除去できる!)。
そのあと(約20秒後)除菌水になり、歯周病菌や虫歯菌を除菌していきます。
岡山大学の名誉教授の山下先生のデータをみると、その効果に皆さん驚かれると思います。
1日に2-3回使用した場合で虫歯の発生率が0%!
時々使用するだけでも半分ぐらいに減っていますね。
お口の中の細菌数も顕著に減少しています。 細菌が原因で生じる虫歯や歯周病のリスクが減るのは当然ですね。
山下先生は私(院長:大西)が在学中にお世話になった先生で、患者さんのためになる歯科医療をとても熱心に探求されてきた素晴らしい先生です。
そのような山下先生の歯科医療に対する姿勢を拝見していて、とても尊敬していました。 その山下先生がこのPOICにほれ込んでおられるようで、「これからは、POICなしの予防は考えられない」とまで言い切られているようです。 来年の歯周内科学会でもPOICについての発表をされると聞いております。
アートセンター歯科では今後、皆様にこの素晴らしい除菌水を使っていただき、より一層予防効果を上げていこうと思っております。 そして、もう二度と虫歯の再発をしないですむように、二度と虫歯治療をしないですむようにしていきたいと思っております。 歯科医師の仕事の究極の目的は「自分の仕事(治療行為)を無くすこと」ですから。