こんにちは。神戸市中央区「新神戸駅」より徒歩3分にある医療法人アートセンター歯科 新神戸アート歯科・矯正歯科です。

インビザライン・ファーストは、成長期の子どもたちを対象にした矯正方法です。顎の成長をサポートしながら歯並びを整えられるという特徴から、近年多くの方に選ばれています。
しかし、インターネットで調べているとき、検索キーワードで「失敗」の言葉が目に入り、「失敗することがあるの?」「失敗の原因って何?」と不安になっている保護者の方もいるのではないでしょうか。
この記事では、インビザライン・ファーストで失敗した原因と、失敗を防ぐポイントについて解説します。お子さまの矯正を検討している保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
目 次
インビザライン・ファーストとは

インビザライン・ファーストとは、乳歯と永久歯が混在する6歳から10歳頃の子どもを対象とした、透明なマウスピース型矯正装置による治療法です。成長期の柔軟な顎の骨にアプローチしながら、歯並びの乱れを防ぐことを目的としています。
従来のワイヤー矯正と違って金属の装置を使わないため、見た目が自然で矯正中でも装置が目立ちにくい点が大きな特徴です。
インビザライン・ファーストで失敗したと感じる原因

インビザライン・ファーストの失敗した原因は、以下が挙げられます。
装着時間を守れなかった
インビザライン・ファーストでは、マウスピースを1日20時間以上装着する必要があります。しかし、学校での食事後や就寝前など、装着し忘れるお子さまは少なくありません。装着時間が不足すると、歯が計画どおりに動かず、治療期間が延びたり、理想の歯並びにならなかったりする原因になります。
また、装着不足が続くとマウスピースが合わなくなることもあり、再作製が必要になるケースもあります。
マウスピースを破損・紛失した
子どもの矯正治療では、学校生活などでマウスピースを外したり、外した装置を紛失したり、破損したりすることが少なくありません。破損や紛失によってマウスピースを作り直す場合、治療期間が延びるだけでなく、追加費用もかかることが一般的です。
矯正治療の失敗を防ぐためには、お子さま自身がマウスピースの取り扱いに注意し、日常的に忘れずに装着する必要があります。
虫歯になった
マウスピースを外して食事をした後は、しっかり歯磨きをしてから再びマウスピースを装着しなければなりません。歯磨きが不十分だったり、マウスピースをしたままジュースや炭酸飲料などを飲むと、マウスピースの中に食べカスや糖分が残った状態になります。その結果、虫歯になるリスクが高まります。
また、マウスピース自体も丁寧に洗浄していないと、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯のリスクを高めます。
2期治療が必要と思っていなかった
小児矯正は、永久歯が生えそろう前の1期治療と、永久歯が生えそろってからの2期治療にわけられます。インビザライン・ファーストは1期治療です。1期治療では、成長期に顎のバランスを整え、永久歯が正しく並ぶための土台をつくることを目的としています。
そのため、インビザライン・ファーストでの治療後、永久歯がすべて生えそろってから、歯並びの微調整やかみ合わせの調整が必要になる場合もあります。その場合は、歯を移動させて歯並びを整える2期治療が必要です。
インビザライン・ファーストのみで治療が完了すると思っていたのにかかわらず、2期治療が必要になった場合、失敗したと感じる方もいるでしょう。
思っていたより高額になった
矯正治療には健康保険が適用されないため、インビザライン・ファーストでも全額自己負担となります。追加料金が生じた場合、想定より費用が高くなるケースもあるでしょう。
最初に支払う治療費にどこまで含まれているのかは、歯科医院によって異なります。治療開始前には、調整料やマウスピースの再作製代、リテーナー(保定装置)代など、追加で発生する可能性のある費用についても説明を聞いておきましょう。
インビザライン・ファーストでの失敗を防ぐには

ここからは、インビザライン・ファーストで失敗を防ぐためのポイントについて解説します。
装着時間を守る
インビザライン・ファーストでの治療をスムーズに進めるためには、マウスピースの装着時間を守ることが大切です。装着時間の目安は1日20〜22時間です。食事と歯磨き以外の時間はできるだけ装着しましょう。
初めは違和感があり嫌がるお子さまもいますが、慣れてくると問題ないと感じるケースが多いです。
マウスピースを適切に管理する
装置の管理も失敗を防ぐポイントです。マウスピースは取り外しが可能な反面、破損・紛失によって作り直しが必要になったり、細菌の繁殖によって口内炎などのトラブルが発生したりすることも少なくありません。
マウスピースは取り外すたびに水洗いし、毎日清潔に保つことが大切です。また、紛失や破損を防ぐため、専用ケースで保管してください。学校に行くときや外出するときは、忘れずにケースと歯磨きセットを持ち歩きましょう。
定期的に通院する
インビザライン・ファーストでの治療中は、定期的に歯科医院を受診し、歯の動きや顎の発達状況を確認してもらう必要があります。通院の間隔は、1カ月から2カ月に1回ほどが一般的です。
通院を怠ると、歯の動きが計画通りに進まなかったり、トラブルの発見が遅れたりする場合があります。
丁寧に歯磨きをする
インビザライン・ファーストの治療中は、マウスピースの影響で唾液の循環が妨げられるため、虫歯や歯肉炎のリスクが高くなります。そのため、食後には必ず歯を磨き、マウスピースを装着する前に口腔内を清潔に保つことが大切です。
仕上げ磨きは、12歳頃まで続けるのが理想とされています。保護者の方が仕上げ磨きをし、お子さまのお口の中が清潔に保てるようにサポートしましょう。
インビザライン・ファーストのメリット

失敗例をご紹介してきましたが、インビザライン・ファーストには様々なメリットがあります。ここでは、主なメリットを確認しましょう。
装置が目立ちにくい
従来の矯正装置は金属製で目立ちやすく、見た目を気にするお子さまにとっては大きなストレスになることもありました。
しかし、インビザライン・ファーストで使用するマウスピースは透明で薄く、装着していることに気づかれにくいため、見た目のストレスが少なく済みます。口元を気にせずに学校生活を送れるでしょう。また、発音への影響も少ないため、コミュニケーションの妨げになりにくいのもメリットです。
取り外しができる
取り外しができない矯正装置の場合、装置が破損するのを防ぐために硬いものや粘着性のある食べ物を避ける必要があります。しかし、インビザライン・ファーストは、食事のたびに装置を外せるため、普段どおりの食事を楽しめます。装置に食べ物がひっかかる心配もありません。
また、歯磨きもしやすいため、お口の中を清潔に保ちやすいです。特に、乳歯や生えたばかりの永久歯は歯の表面のエナメル質が薄く、虫歯になりやすい特徴があります。虫歯のリスクを下げながら治療を受けられるのは、大きなメリットといえるでしょう。
顎の成長をサポートできる
インビザライン・ファーストは、顎の幅を広げる拡大装置の役割を兼ね備えているのが特徴です。顎の成長を成長を活かし、歯列のスペースを確保することで、将来的に矯正のための抜歯を回避できる可能性が高くなります。
また、顎の成長をサポートしながらも、歯並びを整える効果も期待できます。
インビザライン・ファーストのデメリット

インビザライン・ファーストにはさまざまなメリットがある一方で、確認すべきデメリットもいくつかあります。
装着時間を守らないと効果が出にくい
インビザライン・ファーストに限ったことではありませんが、マウスピース矯正は決められた装着時間(1日20〜22時間程度)を守らなければ効果が出にくいです。子どもが自分で管理することは難しいため、保護者がしっかりサポートする必要があります。
装着時間が短い状態が続くと計画通りに歯が動かないため、治療期間が延びたり、追加のマウスピースが必要になったりすることがあります。
自己管理が必要
インビザライン・ファーストでは、自己管理が必要です。装置の取り扱いを誤ったり、装着時間を守れなかったりすると、治療がスムーズに進まなくなる可能性があります。
特に、食事や歯磨きのために装置を外す際には、装置を破損させたり紛失したりしないよう注意しなければなりません。お子さまが適切に管理できるよう、保護者の方がサポートする必要があるでしょう。
適応できない症例もある
インビザライン・ファーストは万能な治療方法ではなく、すべての歯並びの問題に対応できるわけではありません。例えば、歯が大きく重なっている場合や歯を大きく移動させなければならない場合、マウスピースでは十分な効果が得られないことがあります。
また、顎の成長に大きな偏りがあるケースや、骨格的なズレが強い出っ歯や受け口では、外科的な治療やほかの矯正方法が推奨される場合もあります。
まとめ

インビザライン・ファーストは、子どもの歯並びを整えるための矯正治療です。見た目が自然で取り外しできる、顎の成長をサポートしながら歯並びを整えられるといったメリットがある一方で、装着時間や自己管理の徹底が求められます。
失敗を防ぐためには、治療を始める前に治療計画や費用について歯科医師から説明を聞くこと、マウスピースの装着時間を守ることが大切です。治療中に虫歯にならないよう、お口の中を清潔に保てるよう保護者の方がサポートしましょう。
インビザライン・ファーストでの治療について気になる方は、まずは歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。
インビザライン・ファーストを検討されている方は、神戸市中央区「新神戸駅」より徒歩3分にある医療法人アートセンター歯科 新神戸アート歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。
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