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2023.09.21

虫歯治療の費用はいくらくらい?進行度や治療法ごとに詳しく解説!

こんにちは。神戸市中央区「新神戸駅」より徒歩3分にある医療法人アートセンター歯科 新神戸アート歯科・矯正歯科です。

レントゲン写真を見ながら説明する男性歯科医師

虫歯治療の費用はいくらくらいなのでしょうか。虫歯治療の費用は、虫歯の進行度によって異なります。

今回は、虫歯治療の費用や保険適用について解説します。ぜひ本記事を参考に、虫歯治療への理解を深めてください。

虫歯治療の費用はいくらくらい?

机に置かれた電卓と植物
虫歯治療の費用は、虫歯の進行度によって異なります。進行度ごとに詳しく解説するので、参考にしてください。

初期の虫歯

初期の虫歯の治療にかかる費用は、保険適用3割負担の場合1,500〜3,000円程度です。初期の虫歯は、比較的短期間で治療を完了できます。

エナメル質に虫歯がとどまっているケースが多いので、痛みを感じることもないでしょう。天然歯をあまり削ることなく、治療を行えます。

初期の虫歯の治療方法は、以下のとおりです。

・コンポジットレジンの詰め物

・ セラミックの詰め物

それぞれ解説します。

コンポジットレジンの詰め物

コンポジットレジンの詰め物は、保険が適用されます。3割負担なので、1本あたり1,500円程度で治療可能です。精密検査やレントゲンなどの検査が必要な場合は、別途費用がかかります。

コンポジットレジンは、白いプラスチックの詰め物です。天然歯と馴染みやすく、目立ちにくいことがメリットでしょう。強度が低いことや、経年劣化により変色することなどがデメリットです。

セラミックの詰め物

セラミックの詰め物は、保険が適用されません。全額自己負担で治療を受けることになるので、1本あたり40,000~80,000円程度の費用がかかります。

セラミックは、天然歯が持つ色調や透明感を再現しやすいので、より自然に仕上げることが可能です。虫歯になりにくく変色もしないので、メンテナンスをしっかりと行えば10年以上使用できます。

大きな力がかかると割れる可能性があることがデメリットでしょう。

中度の虫歯

中度の虫歯の場合、5,000円程度の費用がかかるのが一般的です。虫歯を削って型採りを行い、被せ物を製作して装着するため複数回にわたって治療を行います。治療完了までに1~2週間程度かかるでしょう。

中度の虫歯の治療方法は、以下のとおりです。

・銀歯の被せ物

・ セラミックの被せ物

それぞれ解説します。

銀歯の被せ物

銀歯の被せ物の費用は、保険適用3割負担で2,000~3,000円程度です。

銀歯の被せ物は、非常に強度が高いです。強い負荷がかかる奥歯にも問題なく使用できます。

銀色なので目立つこと、虫歯が再発しやすいことがデメリットでしょう。金属アレルギーの人は、そもそも使用できません。

セラミックの被せ物

セラミックの被せ物の費用は、セラミックの種類によって異なります。それぞれ表にまとめました。

<セラミックの種類と費用>

セラミックの種類 費用
ジルコニア 約50,000円
FCZ 約110,000円
オールセラミック 約110,000円
ジルコニアボンド 約160,000円

セラミックの被せ物は、歯の表面が滑らかなので汚れがつきにくく、虫歯や歯周病のリスクが低いことがメリットです。
セラミックの種類によって、割れにくいもの、天然歯に近いグラデーションを再現できるものなど特徴があります。ご自身の希望に合うセラミックを選んでください。
歯科医院によって取り扱うセラミックの種類は異なるので、事前に確認するとよいでしょう。

重度の虫歯

重度の虫歯の場合にかかる費用は、歯の状態によって大きく異なります。簡単な抜歯であれば、3,000円程度で行えるでしょう。

虫歯の症状が進行すると、歯の神経を抜く処置が必要になります。抜歯を行う場合、1日で治療が完了します。

重度の虫歯の治療方法は、以下のとおりです。

・ 部分入れ歯

・ ブリッジ

・ インプラント

それぞれ解説します。

部分入れ歯

部分入れ歯の費用は、保険適用3割負担で5,000~10,000円程度です。

失った歯の位置や本数など、患者様の口内の状態によって費用が大きく変動します。事前に歯科医院に確認するとよいでしょう。

部分入れ歯のメリットは、短期間で治療が完了するので、身体的負荷が少ないことです。広範囲の歯の欠損にも対応できるので、基本的にどんな症例にも適応できるでしょう。

噛む力が弱いことや、毎日取り外して清掃する必要があることなど、デメリットもあります。

ブリッジ

ブリッジの費用は、保険適用の場合は10,000~20,000円です。奥歯を補う際は銀歯、前歯付近を補う際は硬質レジンという透明なプラスチックが使用されます。

保険適用外の場合は、ジルコニアやオールセラミック、メタルボンドなどの素材から選ぶことができます。素材によって費用は異なりますが、50,000~150,000円で治療が可能です。

自由診療の素材は金属を使用していないので、金属アレルギーの心配がありません。審美性も高いので、予算に余裕がある場合は検討するとよいでしょう。

インプラント

インプラント治療は、基本的に保険適用外になります。1本あたり300,000~400,000円が費用の相場です。

例外で保険が適用されるケースは、以下のとおりです。

・ 病気や事故などで顎の骨の大部分を失った場合

・ 先天的な異常で顎の骨を1/3以上失っている場合

虫歯や歯周病で歯を失った場合は、保険は適用されません。インプラントの種類や、埋入位置などによっても費用が大きく異なります。実際にかかる費用は、事前にしっかりと確認しましょう。

虫歯治療は保険が適用される?

資料を見ながら電卓を叩く女性医師

虫歯治療には、保険が適用されるものと保険が適用されないものがあります。健康保険が適用される治療方法や材料は決められています。

保険が適用されるのは、機能を回復するために必要な治療と判断された場合です。そのため、見た目をより美しくする目的で行う治療には保険が適用されません。例えば、「笑ったときに奥歯の銀歯が目立つから、白い詰め物がいい」という場合は保険が適用されないのです。

自由診療では、治療費は全額自己負担しなければなりません。保険適用の治療に比べると高額になり、歯科医院によって費用が異なります。

まとめ

歯科医院で治療を受けて笑う女性

今回は、虫歯治療の費用や保険適用について解説しました。虫歯治療の費用は、虫歯の進行度によって異なります。選択する治療方法によっても変動するでしょう。

虫歯治療には、保険が適用されるものと、保険が適用されないものがあります。保険が適用されるのは、機能を回復するために必要な治療のみです。より美しい見た目にしたいなど、審美目的で選択する治療には保険が適用されないため注意してください。

初期の虫歯の治療では、コンポジットレジンやセラミックの詰め物が使用されます。保険適用3割負担の場合、1,500〜3,000円程度の費用がかかるでしょう。セラミックを選択した場合は保険適用外になるので、1本あたり40,000~80,000円程度の費用がかかります。

中度の虫歯の治療では、銀歯やセラミックの被せ物が使用されます。治療にかかる費用は、銀歯の場合2,000~3,000円程度です。セラミックの場合は種類によって大きく異なるので、歯科医院で確認するとよいでしょう。

重度の虫歯の治療では、部分入れ歯やブリッジ、インプラントを行います。部分入れ歯は保険適用3割負担で5,000~10,000円程度の費用がかかります。ブリッジは、保険適用の場合10,000~20,000円、保険適用外の場合50,000~150,000円程度の費用がかかるでしょう。インプラントの場合、1本あたり300,000~400,000円の費用がかかります。

口内の状態や選択する治療方法によって費用は変動するので、歯科医院を受診して相談するとよいでしょう。ご自身に適した方法で、虫歯治療を行ってください。

虫歯治療を検討されている方は、神戸市中央区「新神戸駅」より徒歩3分にある医療法人アートセンター歯科 新神戸アート歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。

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